2011年3月全くのゼロからタイ語学習をスタート!同年9月から現在に至ってはタイのバンコクに滞在中。バンコクの生活情報やタイ語留学でのおすすめ勉強法や教材などをご紹介していきます。by タイ在住わらしべ長者
なぞの国際返信切手券UPU(UNION POSTALE UNIVERSELLE)
記事公開日:2013年5月18日
最終更新日:2022年8月21日
先日の記事で既にバレバレやと思いますが、実はタオ島の後にアジアのベストアイランド7位に選ばれたサムイ島もついでに見てきやした。
まぁ~アジア7位って言っても...トリップアドバイザーさんが勝手に決めただけなんだけどね。
あえてサムイ島については、後ほどレポート予定。サメット島、タオ島とちょっと「ビーチ編」続きだと退屈かもしれないのでw
今回気分転換にちょっと海外で役に立つ情報をシェアしますね。
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さて、久々にタイのプライサニーへ行って来ました。
はぁぁん?って方、これタイ語語で「郵便局」って意味です。
以前、ブログ記事にしたプラカノンの郵便局へ出向きました。
詳しい場所や営業時間はコチラを参照⇒ 郵便局(Post Office) in プラカノン(Phra Khanong)
さて本日はUPUってモノを初めてタイの郵便局で使用してみました。
なんじゃそれ!?って方、
実は俺っち自身も
これです。
裏面
左上にUPU(UNION POSTALE UNIVERSELLE)と記載されています。
日本語では万国郵便連合という国際機関の名称のようです。
これがどういうモノかちょっと調べてみました。
またこの国際返信切手券と呼ばれているinternational reply coupon(IRC)は簡単に言うと海外から日本へ郵便物を送る時に使用できる国際切手です。
通常であれば、タイ在住の俺っちは、日本へ郵便物を送る場合、現地タイの切手を貼る必要があるんですが、こちらのUPUを返信用封筒と一緒に同封してくれていると現地の切手を購入する必要がなくこのUPUで支払えます。
だって日本の返信用切手を同封されてもタイの郵便局の人は。。。しつこいようですが。。
なんじゃこりゃ~~ですもん(笑)
って事で今回、日本から郵便物を送ってきた先方さんが俺っちを気遣い、書類と一緒にこの国際返信切手券を同封してくれたってワケ。
しかも9枚分
そんな事がなけりゃまだ当分はこのUPUと出会う事はなかっただろうね。
学びを与えてくれた先方さんに感謝♪
なお、この国際返信切手券は切手のほか、国際郵便はがき、航空書簡との引き換えも可能だそうです。
こちらを参考にしました。 https://www.gem.hi-ho.ne.jp/~sayopee/post/irc.html
※但しこのUPUが使用できる国は万国郵便連合の加盟国である事が必須です。
って事で、またこの万国郵便連合の加盟国も調べてみました。
これでUPUの情報シェアもおしまいってしたかったのですが。。。
ちょっと厄介だった事がありましたので、これが今回一番シェアしたかった事です。
っかし。。今回記事が長いので。。。この続きは。。。
次回に持ち越し。。。。しようと思いましたが
やっぱ、このまま イクーーー!!(笑)
そうしやな今日の出来事忘れそうやから
さて今回のポイントはココ、このUPU(国際返信切手券)1枚150円と記載されています。
1枚150円で先方さんが日本の郵便局でご購入されたと思われます。
それが9枚って事で合計1350円の価値だと普通は考えますよね?
今回、日本へ送り返す書類を返信用封筒に入れ、重さを測るとEMSで450バーツと言われました。
それは前回のタイ郵便局の追加情報の時も450バーツだったので想定内!
現在(2013/4/24)の為替レートでだいたいEMS代が日本円で約1500円位だなって軽く暗算しました。
って事で、
「このUPUで支払い足りない分(1500円-1350円)はキャッシュで払います!」
って局員さんに告げて待つこと数秒間。。。
請求された金額を見て。。。
はぁぁん!???
なんと!9枚のUPUが
450バーツの半分の価値にも満たない!!
いやいや、それはないでしょう? ふっ
150円のUPUが9枚で少なくとも400バーツ位は確実にあるねんから。。
結局、窓口ネーちゃんじゃ話にならん!って事で局のお偉いさんを呼ぶ事にした。
しかし、そのおっさんもヘンテコな英語で
「これ1枚は19バーツ(約60円)だ!」って同じように言い張る!
いやいや、おっさんさぁ~為替レートしっかり見てんのか!?
これ日本円で150円って書かれてんだよ!何で半値の60円価値になるねん!
ってか
わしゃ浦島太郎かっ!
って、ツッこむヒマもなしにおっさんと同じやり取りの繰り返し。。
で、俺っちわらしべの結論!
たとえ日本での購入時に1枚150円だったとしても、タイでのUPU(国際返信切手券)は
1枚19バーツ(約60円)の価値しかない!
そういうルールのようです。郷に入れば郷に従えですわ~
今日は、ちょっとした豆知識でした。
PS.
ちなみに一緒に日本へポストカードを送りました。
普通便の15バーツで約2週間掛るそうです。
【続き記事】
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国際返信切手券は、万国郵便条約で、原則として引き換えた国における航空便封書の最低料金にあたる切手、または航空書簡と交換できることとなっています。
従って、日本での発行金額や通貨レートは一切関係ありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E8%BF%94%E4%BF%A1%E5%88%87%E6%89%8B%E5%88%B8
>通過さん
コメントありがとうございます。
またWikipediaの情報URLにも感謝っす♪
日本で購入した価格(150円)とは、国々によって引き換えの価格(切手)違うようですね。
なるほど。。。はっ!
「UPU」を「国際返信切手券」と訳されていますが、UPUは、仏語の「UNION POSTALE UNIVERSELLE」(あなたの左親指の先に印刷されています)の略で、日本訳は「万国郵便連合」、この国際組織の名称です。「国際返信切手券」は英語の「international reply coupon」を略して通常「IRC」と称します。
仏語が、頻繁に出てくるのは英国で始まった近代郵便から34年後の1874年ドイツの郵政長官だったハインリッヒ・フォン・ステファンがに当時の国際情勢に鑑み各国へ呼びかけて国際的な郵便交換制度の創設を提唱し、第一回の会議をスイスのベルンで開催し、当時の国際語であった仏語を郵便でも公用語として採用したためです。金銭の決済も近年までフランスフランを使用していました。近年国際郵便では英語での表記が圧倒していますが、仏語も国際的に通用します。例えば、航空便を誰でも「AIR MAIL」と表記しますが「PAR AVION」も健在で、フランス語圏の人に宛てるとお喜びです。その影響でしょうか、IRC の表は仏語、裏にある各国の説明は独語・英語…の順です。
私は、仏語にこだわって国際郵便を利用する際、封筒に記載する色々な表示を仏語で書きます。が、郵便局の窓口で、無粋にも英語表記のゴム印を念押しに押されてしまいます!
なお、国際返信切手券の"為替差損"でお怒りのようですが、日本国内でも切手に変えると130円分の切手しかもらえません。たとえ国内で購入したものでも例外ではありません。
fxnunvaさん はじめまして
情報提供ありがとうございます。
ご指摘の日本語訳の本文を訂正しておきました。
だったら連合名称(UPU)よりIRCの文字を国際返信切手券に大きく記載してくれたらイイのにねって個人的に思いましたがw
> 例えば、航空便を誰でも「AIR MAIL」と表記しますが「PAR AVION」も健在で、フランス語圏の人に宛てるとお喜びです。その影響でしょうか、IRC の表は仏語、裏にある各国の説明は独語・英語…の順です。
> 私は、仏語にこだわって国際郵便を利用する際、封筒に記載する色々な表示を仏語で書きます。が、郵便局の窓口で、無粋にも英語表記のゴム印を念押しに押されてしまいます!
上記の例え話がすっごく参考になりました。
今後ともご教授ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。