タイ バンコク

皆さん、ご無沙汰しています。

 

バンコクのわらしべです。

 

 

実はちょっとした事件に巻き込まれそうになりましてん。。

 

 

前置きなしで、本日はさっそく。。。。

 

 

それは昨夜の出来事、

 

 

現地時間24時すぎ、

 

 

コンコン、コンコン

 

 

 

 

深夜にもかかわらず部屋のドアをノックされた。

 

 

どうやって1階のオートロックを突破したか知らんが、

 

 

誰かと一緒に紛れ込んで来たのか、はたまた同じアパートの住人なのか？

 

 

そんな推測も束の間、

 

 

一向にそのノックが止まらない。。

 

 

コンコン、コンコン、

 

 

つか、こっちは今からオ●ニーでもしようかとパンツ脱いだトコやっちゅーねん！

 

 

⇒ ワロタ人ｗ

 

 

こんな時にイチイチ相手してられっかよ！(・д・)ﾁｯ

 

 

 

 

はっ！

 

 

以前に聞いたタイの美人局（つつもたせ）の話を思い出した。

 

 

知らない女性がいきなり部屋をノックして来て、ドアを開けると部屋に入り込み、

 

 

なぜか自分に興味があるかのように積極的にアプローチして来るという。

 

 

ほんで、まんざらじゃない男もその気になり。。。

 

 

女性の服を脱がそうとするといきなりグルの男が部屋に入って来て、難癖つけてはお金を要求する。。

 

 

「ワシの女に何しとんじゃい！」 とか何とか

 

 

ま、まさか。。。それか？

 

 

ドキドキ半分、わくわく半分の俺っち

※その時の様子を即興１分で描いてみた。　画作 by わらしべ

 

 

⇒ ワロタ人ｗ

 

 

流石にノーパンじゃマズいと思い、

 

 

床に散らばったベルト付きのズボンを音を立てずにそっと履いた。

 

 

ベルトのバックルが床と接触して、「カチャン」と静まり返った部屋に音が響き渡った・・・

 

 

 

シーーーーーーン

 

 

 

息を飲む緊張感が走った。。

 

 

ヤベっ、部屋にいるのバレたかな？汗

 

 

この間、時間にして約1分ほど

 

 

以前の職業柄、部屋の覗き穴はティッシュを突っ込んで塞いである

 

 

故に外側からこちらの部屋の明かりが見えない代わりにこっちからも相手がどんな奴なのかも覗けない状態。

 

 

わずかなドアの下の隙間から廊下側の光をさえぎって誰かの影が動いてるのが見えた。

 

 

明らかにまだドアの前に人が立ってやがる。

 

 

最近タイじゃ邦人が事件に巻き込まれたという物騒なニュースが多い。

 

 

ここは用心するに越したことないと、俺っちの第六感がドアを開けるのを躊躇した。

 

 

すると今度は、

 

 

「you。。。 you。。。 you。。。」

 

 

と小声で語りかけてくる。

 

 

 

怖っ(ﾟдﾟ)！

 

 

 

声の主は明らかに男だった！汗

 

 

こんな夜中に、しかも下のオートロックを開けて入ってきた野郎！

 

 

美人局かもという、わずかなワクワク感も一瞬で吹き飛んだ。

 

 

脳をフル回転させ、現状を冷静に分析した。

 

 

コイツは俺っちが日本人もしくは外国人だと知ってるな、

 

 

でないと you って英語で語りかけて来ないはず、

 

 

俺っちの部屋が角部屋という事もあり、最初、階の間違いから上か下の部屋の奴が寝ぼけて来たのか、その友人が訪れたのかとも考えた。

 

 

その発想は以前自分が間違って1階下の階の部屋に鍵を挿しこみドアをガチャガチャしてその部屋の主をビビらせた経験があったからだ。

 

 

相手も驚いたはずだが、俺っち自身も自分の部屋だと思い込んでるもんやから「キャァァァァ」っと叫び声が部屋の中から聞こえた時はこっちもマジで焦った。

 

 

その時はすぐに部屋の階が間違ってる事に気づき、ドア越しにSorryと言って慌ててその場から立ち去った。

 

 

が、今回。。。

 

どうもそのケースじゃない様だ。というのも一向に部屋の鍵を差し込んで来ないし、そいつ等の友達だったとしても１階のオートロックを開けれるのは不自然だし、名前を呼ばず「you」って友人に話し掛けるのはおかしい過ぎる。

 

 

ますます怪しく感じて、警戒レベルMAX。

 

 

俺っち嫌だよ～刑務所じゃあるまいし、シャバでゲイに掘られるのはｗ

 

 

そう言えば、前日にアパートの1階のオートロック前で荷物を搬入してる引っ越してきたばかりと思われるタイ人の男を見かけたのを思い出した。

 

 

そいつが引っ越しの挨拶で引っ越しソバ的なモノでも持って来やがったのか？

 

 

だったら下のオートロックを開けて入って来たのも納得。

 

 

いやいや、ここは日本ちゃうし、絶対にありえへん！しかもこんな時間に

 

 

もし、そうだったとしても必要ならまた訪ねて来るだろう。

 

 

こっちの警戒心が揺らいだら殺られるかもと思い、また気を引き締めた。

 

 

そして、ひたすら無視する事、約5分。

 

 

やっとドアの前から人の気配が消えた。。。

 

 

諦めてどっか行ったか。。。

 

 

ドア越しに耳をすませ、他の部屋にもノックしてるか確認したが、そうでもなく明らかにピンポイントで俺っちの部屋だけを狙って来やがったようだ。

 

 

意外としつこい野郎だったが無事にやり過ごす事が出来た。ふぅ～

 

 

っちゅーか、

 

 

 

何しとんねん！ここのガードマンは！

 

 

 

ったくよ、簡単に侵入者を許しやがって！

 

 

アパートの家賃代にオメーらお給料も含まれてるっちゅーねん！

 

 

しっかり働かんかい！ボケ

 

 

これじゃセキュリティガード、おってもおらんでも一緒やんけ！とブツブツと独り言。

 

 

そんなこんなでオ●ニーする気も失せ、朝方までいつもの作業に集中していた。

 

 

 

チュンチュン

 

 

 

 

 

 

同日の朝方9時頃まで、昨晩の出来事もすっかり忘れていた。

 

 

さぁ～って、ぼちぼち寝るかぁ～

 

 

っと思った瞬間、

 

 

 

コンコン、コンコン

 

 

 

ドキッ (ﾟдﾟ)！

 

 

またも誰かが部屋をノックして来た。しかも昨晩より強い感じで。

 

 

そのしつこさに段々とイライラして来た！

 

 

こっちゃ今から気持よく寝床に入ろうとしてんのに

 

 

何でこっちがドキドキさせられストレス感じなアカンねん！

 

 

 

ほな、殺れるもんならやってみろ！

 

 

ゴルァ(# ﾟДﾟ)

 

 

日本人代表ナメんじゃねーぞ！

 

と覚悟を決め、

 

殺気まみれの顔で勢いよくドアを開けたった！

 

 

 

バーーーーン（の音じゃなく、ドアを開ける音）

 

 

 

そこに立っていた男は、

 

 

なぜかアパートのセキュリティガードだった。。。

 

 

 

はぁぁん！？

 

 

 

何でオメーがここに居るの？ この役立たずの糞ガードが！

 

 

昨晩、変なヤローが部屋の前まで来てたっちゅーねん！

 

 

って事を説明しようとすると、

 

 

俺っちの形相にビビりながらもその男はそっとドアノブ辺りを指差す。。。

 

 

それを見て、ドン引きの俺っち。。。

 

 

外のドアノブに俺っちの部屋の鍵が挿さったまんま、

 

 

どうやら昨晩からその事に気づかずに部屋に入ったらしい。。。

 

 

そのセキュリティガードいわく、夜間の見回りでその事に気づき、昨夜俺っちの部屋をノックしたが応答がなかったから朝までずっと気がかりだった様だ。

 

（その部屋の中ではフルチン姿で見えない敵と1人脳内戦闘モードだった俺っちｗ）

 

 

⇒ ワロタ人ｗ

 

 

 

って事で、昨晩のノックも彼だったと全ての謎が解けた。。。

 

 

 

てかよー

 

 

 

オメーやるじゃん！Good job!

 

 

 

目覚めたら、後でその優秀なセキュリティの男に缶コーヒーでも買って来てやるかぁ～

 

 

このセキュリティガードを勝手に役立たずと決めつけ勝手に見直した理不尽極まりない「わらしべのゾッとする話」でした。

 

 

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ほな皆さん、おやすみなさい～