キナバル山

体調が悪いにもかかわらず、山頂を3:00amからガイドと目指す事にした。

 

コンディションは寝不足、筋肉痛、風邪、etcと最悪だった。

 

この日は最初から雨が降っていた。荷物の半分はラバンラタに置いて出発する事に。

 

昨日の登山で足首を痛めたらしく登るのがメッチャ大変だった。チョコレートと水だけ(RM10)を持って山頂へ向かった。

 

以前、富士山に1人で登った時と同じ失敗でまたも懐中電灯(flash light)を持参してくるのを忘れた。

 

早朝の暗闇で足場がほとんど見えず余計に足首に負担を掛けた。

 

途中、眠気や吐き気が襲って来たが休憩を取りながら少しずつ山頂を目指した。

 

気づけばキナバル山の山頂を目指す最後のグループになっていた。

 

ガイドと俺っちだけ。。。(^_^;)

 

山頂付近の霧のせいで6:00am前には本日の日の出を見る事が出来ないとの報告を受けた。

 

4095.2mからのキナバル山頂から日の出を拝むのが目的の1つだったので正直、残念だった。

 

そんな事もあり、焦らずのんびりと豪雨の中、山頂を目指す事にした。

 

山頂付近はこんな感じの岩場となっており、足を滑らすとかなり下まで転げ落ちそうな急斜面。

 

俺っちの前の登山者がガイドと共に山頂から折り返して降りて来た。

 

なんと1人旅している邦人女性だった。＼(◎o◎)／！軽く挨拶を交わして励ましの言葉を貰った。

うすうすこりゃ高山病ってヤツじゃね？と思えて来た。。。

 

午前07時40分、もうすぐキナバル山のふもとだ。頑張れー俺っち

 

 

8:00am、キナバル山頂にようやく到着、4095.2m登頂に成功！

 

2007年の元旦初日の出はこの霧で山頂から見えなかったけど。むっちゃ達成感があった。

 

そこにあったモニュメントと一緒に写真を撮りすぐに下山する事にした。というのも徐々に天候が悪くなって来たからだ。Σ(´∀｀；)

 

すっげー霧で先が全く見えねぇー。「おーい！ガイドさん、いてるか～？」

 

結構死にかけ状態の日本人代表の俺っち。。。青ざめてる。。。

 

山の下降から霧が吹きあがって来る感じ。。。

 

気を抜いたらヤベ―な。。身体もかなり冷えて来た。さっさと下山しよう。

 

 

ε=ε=ε=ε=ε=┌(； ・＿・)┘

 

 

この日、ラバンラタのホステルに戻って来たのは10:00amだった。

 

体の芯から来る震えが止まらず、ちょっとヤバいと感じ同日の下山を諦めて

 

この日も俺っちだけここに宿泊(RM69)する事を決めた。

 

ランチ(RM18)を取り、少し仮眠して、濡れたズボン(RM4)とブーツ(RM15)をドライ(乾燥)して貰った。

 

 

夜食にはヌードル(RM13)で済まし早々に寝た。

 

計 RM129