2011年3月全くのゼロからタイ語学習をスタート!同年9月から現在に至ってはタイのバンコクに滞在中。バンコクの生活情報やタイ語留学でのおすすめ勉強法や教材などをご紹介していきます。by タイ在住わらしべ長者
ビエンチャンでタイの観光ビザ(ダブル)申請を断られた一部始終を公開!
記事公開日:2015年5月28日
最終更新日:2018年9月11日
観光ビザでタイに長期滞在している邦人の皆さんへ!
この度、俺っちのが観光ビザ(ダブル)の申請拒否を食らったように
皆さん自身にも同じような事が普通に起こりうる可能性は十分にあります。
正直、まさか自分が。。。
って思っている、そこのあなた!危険かもw
Sponsored Link
俺っち自身もノービザのビザランを繰り返している人達へ
「入国の際にビクビクする位なら普通に観光ビザ取ればイイじゃん!」
って他人事だと思っていました。
それもこれも観光ビザを取得して長期滞在している自分は安全だと。。。
何の根拠もないのにね。。。
で、そのまさかが今回俺っちにも降りかかって来たワケよ。
そう、6回目となるタイの観光ビザを取得しにビエンチャンのタイ大使館にて、
この日は少し雨がパラついていたビエンチャン、到着したのが10:30頃、
そして歩いてタイの大使館へ向かって着いたのが10:50ちょっと前くらい。
もう6回目となると慣れた手つきで普段通りサクッと書類を書き終えた。
多少、申請フォーム(※)が変更されていたけど全く問題なし!
※後ほどフォームをスキャンしてブログにアップします。
事前に準備していた背景が真っ白な証明写真を2枚貼って2Fに上がり15バーツ支払ってコピー
ここまではすべて順調、普段通り何も心配なかった。 時間にしてまだ11時ちょっと過ぎ。
申請受付可能な11:30までまだまだ十分な時間があった。
5人ほどの列は出来ていたが、平日って事もあり、さほど混んでなかった。
俺っちの前に並んでいたイタリア国籍の男性は証明写真の背景色が青色だったので白いモノに貼り換えろと注意を受けていた。
◆証明写真(観光ビザ書類用)の変更点 in ラオス 2014年9月度(過去記事)
そこらへんは4回目の観光ビザ申請時で既に経験済みの俺っち
そうそう、今回の観光ビザ取得後、タイへの再入国の際、万が一に備えて来月中旬にバンコク発-成田行きの格安航空券を8日前に予約していた。幸いにもAirasiaがプロモーションしていた為、片道約2万円弱でチケットを購入する事ができた。そのついでに2日間ほど東京でのリアルビジネスを済ませ大阪へ戻る段取りをしておいた。今回のダブルの2回目を利用して有効期限が切れる3ヶ月以内、約8月下旬までにタイへ戻ってくる計画を立てていた。
もちろんタイ出国用のその航空券コピーを今回持参してラオスへ来た。
理由は前回のカンボジアとの国境アランヤプラテートでのイミグレで、帰国の航空券はあるかと再々尋ねられたからだ。
この時まで俺っちの心配は観光ビザ取得後、タイへの再入国の事だけだった。
観光ビザだからビザラン規制フィルターには引っ掛からないと思うが、万が一に目視でスタンプ数や観光ビザのステッカー数が多いとオフィサーに突っ込まれた場合に備えてのタイ出国用チケットも用意して万全な状態にしていた。
が!?
俺っちの想定外の出来事が起きた。
ビエンチャンのビザ申請窓口の男性職員へ書類とパスポートを手渡し、シングルかダブルかを聞かれ普段通りに「ダブル」をお願いして、書類と順番レシートに2000バーツと何やら記述され、最後にその書類を受け取ろうかとした時、その職員が俺っちのパスポートに貼られている観光ビザのステッカー枚数を慌ただしく数え始めた。そして一瞬で彼の表情が変わった。
「マイ・ダーイ!(こりゃダメだ)」
君にはダブルの観光ビザを許可できない!
ガーン!
ここでつまずくとは全く予想していなかった。
はぁぁん!?
「俺っちビザランナーちゃうで、正規のルートで観光ビザを取得しに来たんだけど何か問題でも!?」
「君はすでに4枚(※)もの観光ビザ(ダブル)ステッカーが貼られている。
よって、不法就労している可能性があるとみなしてダブルの申請を許可できない。
※)観光ビザの申請は6回目だけど、その内の1回は旧パスポートの方に観光ビザステッカーが貼られている為、新パスポートに4枚のステッカー状態、よって今回5回目の申請となる。
「ただしシングルだけなら許可しよう!」ドーン
はぁぁん!?言ってる意味が分かんねー
てか、シングルだけなら意味ねえっつーの!
8月に日本からタイへ再入国する際にダブルの2回目を利用したいからバンコクからわざわざここビエンチャンまで来たんでしょう!
そもそも来月のタイ出国用チケット(ドンムアン発)を所持しているんやし、シングルの観光ビザがなくてもノービザで普通に再入国できるんじゃね?そのシングル代金が無駄になるだけじゃん。
「どうするの?シングルなら書類を作成するけど無駄な費用だと思うなら止めとく?とりあえず後ろつかえているからシングルが必要なら戻って来なさい。」
と言い、一旦ダブルと記載されていた箇所を修正し、書類を戻された。
全く聞く耳もたん窓口の男性職員さん。
しばらく座って考える。
ちょうど11時を15分を回った頃、5~6人のグループが一気に駆け込んできた。
時間内にさばき切れないと思ったのか男性職員が立ち上がり、
急きょ隣の窓口のおばちゃんに助けを求め、受付窓口が2つになった。
おぉ!これはチャンスだー!
男性職員に気づかれないようにシラこい顔してまたオバはんの列に並んだった。
男性職員とのやり取りでは口で出国用の航空券を持っている事を伝えたが、今回は列に並んでいる間、そのプリントアウトしたEチケットを準備し、書類と一緒にオバはん職員に渡した。
やはり、男性職員と同じように目視で観光ビザのステッカーを数え始めた。
そして、結果は同じ。「NO!」
このオバはん職員はシングルの観光ビザをやるとは言ってこなかった代わりに来月の出国用チケットあるならビザなしでタイ入国する事をすすめて来た。俺っちに無駄なお金を使わせたくなかったのか、ある意味良心的にさえ思えた。そして何とかこっちの言い分を説明、今回、観光ビザを取得しに来たのは8月に日本からダブルの2回目を利用してタイへ再入国したいからだと伝えた。だからシングルの観光ビザでは意味がないと。
そして、しつこい俺っちに業を煮やしてか、おばはん職員
「あなた、これを読みなさい!」
と1枚の英語で書かれたペーパーを渡された。
それが前回の記事で画像をアップした
ANNOUNCEMENT FOR TOURIST VISA APPLICATIONだった。
◆6回目タイの観光ビザ(ダブル)申請を拒否された!@ビエンチャン(前回記事)
「これを読んでもう一度戻って来なさい!」
うん!?
俺っちにはオバはん職員の言いぐさがどちらとも取れるように聞こえた。
「これを読んで納得したら今回だけはダブルのビザを許可するわ」
【ネガティブなケース】
「ここに書かれている事がすべてよ!だから私から何も言う事ないわ。諦めなさい!」
そして一旦、そのペーパーを持って窓口を離れた。
ドキドキしながら英語で書かれたペーパーに目を通すがなかなか頭に内容が入って来なかった。
あのオバはんは味方なのか?
もし拒否るだけならあえてコレを読んだ後に戻って来いとは言わないはず。。。
きっとそうだ!彼女こそが俺っちのメシア(救世主)となるお人や!
いや待てよ!
UKで強制送還された時に救世主づらして現れた通訳のおばはんの例もあるし。
結果的、ただ留置場にいる俺っちにとどめを刺しに来ただけの役立たずボランティアだった。
そんな昔の苦く切ない思い出が脳裏をよぎり、ぬか喜びするのはまだ早いと気を引き締めた!
で、書類に目を通すと観光ビザでの長期滞在者が不法就労で摘発され、それが原因で観光ビザ取得が難しくなっているような事が書かれてあった。そしてその際、申請後にビザが許可されなくとも申請料は返金しないとの事。
こちらの記事からある程度書かれている内容は予想できた。
◆去年ビザラン11回繰り返した日本人夫婦がとうとう入国拒否!?(過去記事)
上の情報元のYさん曰く、タイ政府は不法就労を厳しく取り締まっているとの情報を事前に頂いていたので、最後の賭けで「自分はタイで就労していない!」との一点に集中して訴えようと決めた。そして目を通したペーパーを持って再度、おばはんの窓口の列に並んだ。
「しっかり、読んだわね?」
ドキドキ
「カ、カポム!(は、はい)」
「俺っちは絶対にタイで不法就労していません。誓います!」
「みんな同じように言うわ!じゃあなぜあなたはこんなに長期でタイに滞在しているの?」
「最初の1年は学生ビザでタイ語習得の為に入国してたけど、途中、英語の方が大事だと思い。今は学校に通わず自分で英語を学習しています。」
※タイ語学習していると言ってしまうと4年もいてその程度かと疑われるのが嫌だったので英語学習と貫いた。
「日本にいたんじゃ日本語を喋ってしまい全く英語が上達しないからタイで学習する必要があるんです。だから就労なんて全くしていません!結構俺っち、英語喋れているでしょう?チャイマイ?」
「う~ん、あなたの言い分も分かったわ。。。」
おっ!ちょっと流れが変わった
「私ではあなたにダブルの観光ビザを許可する権限はないから最終的にサインをするボスに電話してあげるわ」
「Please コープクン、クラップ(ありがとう!)」
この時、既にこっち列の申請者はいなくなっていた。ちょうど隣の列(男性職員)の方も終わったようだ。
(・д・)チッ 奴(男性職員)にバレるなー
「電話するから少し待ってなさい」
と言いガラスの小窓を閉められ、一人ポツリと待たされる。
何やら男性職員がおばはんに余計な事を言ってるようにガラス越しにみえた。
「僕がダメって言ったのにそれで許可したら僕のメンツが丸潰れだよ~」
とか言ってんじゃね?(あくまでも推測)
5分ほど待つ
「ガラガラ」
窓口が開いて、おばはんが俺っちを呼ぶ。
「あなたが来月の出国用のチケットを保持している事もシッカリとボスに伝えたわ。
だけど、観光ビザ(ダブル)ステッカーが4枚(※)も貼ってあるあなたの状況はかなり厳しいわ
私はおすすめはしないけど、それでもダメ元で申請してみる?
分かっている通り、許可が下りなくてもあなた2000バーツは返金されないわよ。どうする?
それでもイイなら私が出来る権限であなたを次のステップへは進めてあげる。
最終的には私のボスがあなたのパスポートを確認して判断するわ。」
可能性が1%でもあるなら
もう行くっきゃないっしょ!
「分かったわ、後はあなたの運次第よ!隣の建物の職員に今からあなたが行く事を電話で伝えるからこの書類を渡して、2000バーツ支払いなさい!」
「じゃあ、その書類にこの航空券のEチケットも一緒に添付してくれませんか?」
「分かったわ。」
ホッチキスで他の書類と一緒に留めてくれた。
「結果は明日(27日)の13:30、ここに戻ってらっしゃい。」
「カッポム!(了解です)」
なんか!いい感じ~?
俺っちとオバはん職員がやれる事はすべてやった。
安堵の溜息(ためいき)、ふ~
っと、その時、
「まだだ、まだ終わらんよ!」と言わんばかりに。。
最後の最後に男性職員がオバはん職員にケチをつけてきやがった。
提出書類に何やらタイ語で文章を付け足し、しかもその文字を黄色の蛍光ペンでライン引きし強調した。
(↑こんな感じ)
明らかに敵意を感じるその行為におばはん職員も困った顔をしていた。
多分、観光ビザ(ダブル)ステッカーが4枚貼られている事を審査するボスが見落とさないように強調したかったんだと思う。
くたばりやがれ!この糞が!
テンパってた事もあり、隣の館へその書類を持っていく時、何でその書類の最後に付け加えられた文章を写真に撮らなかったのか書類提出後に気づいた。それほど余裕がなかったんだと反省。
何はともあれ、
このブログを書いている27日、今日の13:30以降には結果が出ます。
今はただただ祈るだけしか出来ん、やっぱダメかなー
記事に臨場感があれば⇒ 応援(一票)
なければシカトで!
もし新たな滞在先をお探しなら、カンボジアのシハヌークビルは如何ですか?。ビザが必要ですが、東京のカンボジア大使館で3年マルチビザが1万円程で取得出来ますし、タイ入りの際、ビザが必要なら業者で50ドル、シングルしか取れませんが、
また、空路でair Asiaのプロモだとプノンペンードムアンは片道50ドルほど。なにかとシハヌークビルは面白い街で私もちょくちょく訪れています。
ハラハラ、ドキドキ、、、、
sukhumvit soi 50さん こんばんは
非公開コメントありがとうございます。
「イミグレーションは内務省で、大使館は外務省だから、ルールの解釈は違う!」
なるほどーと思いました。
情報あざ~っす。
かつさん、こんばんは
カンボジアはネットが遅いイメージがありましたが
3年のマルチビザは興味深いですね。
カンボジアのシハヌークビルも調べて検討してみます。
貴重な情報に感謝します。
コテカサイズLLさん、こんばんは
結果、撃沈しました。
やっぱ漫画のようにはすべて上手くいかないもんっすね
Twitterの方では、
ほぼリアルタイムで状況報告しています。
パスポートを破損し、ビエンチャンの日本大使館でパスポートの新規発行をする手はありますね。
パスポート番号が変わればタイ大使館でダブルのビザも取得できるんではないですか。
ドヤ顔でエリートカード取るぐらいのことはしてほしいな。
かつさん、こんばんは
>パスポートを破損し、ビエンチャンの日本大使館でパスポートの新規発行をする手はありますね。
ガチのアドバイスありがとうございます。
はい、もし入国が出来なかったらそうするしか手段はないですね。
まぁ一時しのぎに過ぎませんが
タイの部屋に置いている全ての私物は取り戻せると思います。
あざ~っす。
通りすがりさん、こんはんは
そうですね。
ドヤ顔でエリートカードでも取得しましょうか♪
わらしべさん、いつも楽しく拝見しています。
今は、どういうビザでタイに滞在しているのですか?
ノービザ、30日滞在許可ですか?
hiroshiさん こんにちは
>今は、どういうビザでタイに滞在しているのですか?ノービザ、30日滞在許可ですか?
はい、現在ノービザで滞在しております。
入国の際の情報はコチラを参照
◆ビザなしで4回目のタイ再入国を試みる!(実際はまだ3回/年)
http://warashibe76.com/blog-entry-705.html
ではでは