2011年3月全くのゼロからタイ語学習をスタート!同年9月から現在に至ってはタイのバンコクに滞在中。バンコクの生活情報やタイ語留学でのおすすめ勉強法や教材などをご紹介していきます。by タイ在住わらしべ長者
大分の奇岩『古羅漢の景(ふるらかんのけい)』に登ると危険!?
記事公開日:2017年10月8日
最終更新日:2017年10月14日
またまた大分県に奇怪な岩峰あるとの情報をゲットした♪
その奇岩の名所は『古羅漢の景』、読み方は(ふるらかんのけい)です。
好奇心がくすぐられたのでさっそくを足を運んでみる事にした。🚙
(゚Ω゚;)ハッ!! おぉ~!
きっとあそこに見える奇怪な岩峰のことやな~
Sponsored Link
運転していると田んぼ向こう側に見るからに怪しい岩山を発見!
古羅漢の行き方・場所
羅漢寺(らかんじ)と書かれた看板矢印に従い右折して橋を渡る。
見れば見るほど不思議な形をした岩山だ。(''ω'')
よく見る奇怪な岩場の左側に穴が開いている(゚д゚)!
登り口っぽい山道を発見。どうやらここから登れそう。
うん?その前に登り口横に案内掲示板があったので軽く目を通す。
※クリックで拡大
耶馬日田英彦山国定公園(やばひたひこさんこくていこうえん)
耶馬日田英彦山国定公園は、大分、福岡、熊本3県にまたがる面積35,000ヘクタールの広大な自然公園で、耶馬渓に代表される溶岩浸食景観や玖珠(くす)地方のメサ※1、日田盆地に見られる水郷景観、修験道の霊地英彦山などを有する特色ある公園です。
※1 メサ(mesa)差別浸食によって形成されたテーブル上の台地のことで、「卓状台地」とも呼ばれる。
よーし♪さっそく登ってみるぞ~!ワク(((o(*゚∀゚*)o)))ワク
到着時間が午後3時🕒あまり時間を掛けて登っちゃうと帰りが暗くなって危ないかも、ちょい早歩き気味に出発!
右側に看板が立ってあるが写真だけ撮って先を急いだ📷✨パシャ
名勝耶馬渓のうち古羅漢の景(大正12年国指定)
参詣道(さんけいみち)を登れば、眺望(ちょうぼう)のよい天然空洞に菩薩など数体の石仏と像高220センチ余の毘沙門天磨崖仏(びしゃもんてんまがいぶつ)を祀(まつ)る。
昔、空也上人が錫(シャク)を止めた所と伝えられ、古来より羅漢寺とともに修禅の道場でありました。空港の上部を天神橋と呼び、最高所を飛来峰と云う。岩山に室町初期の造立と推定される県指定の国東塔がある。総高226センチ、塔身に木造の毘沙門天像があった。経路の途中に雲僊窟、地蔵窟が散在、天性の頃、大友軍との戦いがあったと伝えられ、多数の宝塔、五輪塔群が埋もれています。
中津市教育委員会より
お地蔵さんも設置されていたので登山の安全を祈って手を合わしておいた。m(_ _)m
最初はこんな感じで道も舗装され山頂まで余裕かと思った...
途中、「STOP‼無断で植物などを採取する事は犯罪です」と書かれた張り紙。写真右の杭を見て先ほどここへ来る時に渡った橋手前の看板にあった「古羅漢探勝道」がここだと知る。
ちょっとずつ坂もキツくなってきたぞ。(;´・ω・)
次第に舗装されていた道はなくなり、草の生い茂った獣道っぽくなってきた。つか、無事に山頂まで辿り着けるのか?(-_-;)
さらに登っていくと何かしらの目印と洞穴っぽいものが見える。
『古羅漢探勝道』の目印だった。もう知ってるわいw(笑)何やら洞穴の中に人工物が...(゚д゚)!
既に崩壊されているが小屋を発見。
登山者への休憩所か何かかな?知らんけど(-_-;)ちょっと不気味やな...
日が暮れる前に先を急ごう!ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘
草が茂っていた薄暗いトコから抜けて一旦下り、そしてまた上り坂になる。
まだかよ!(;´Д`A ``` 案外山頂まで遠いな...ハァハア
と、次の角を曲がると
見えた!\(^_^)/ あの奇岩が今回俺っちの目的地
近くで見ると奇岩の穴の開いた横あたりに先ほどと同じ小屋みたいなのがある。
動画① 古羅漢の景(ふるらかんのけい)に登ってみたら...
臨場感をどうぞ('ω')ノ
岩の窪んだトコに菩薩の石像が等間隔に並んでいる。
この時はまだ登山入口の看板を読んでなく事前情報がないままだったのでちょっと不気味さを感じた。ヾ(。>д<)シ 恐ぇぇぇ
なぜか恵比寿大明神の表札がポツリと置かれてある...
はて?(´・_・`)
すぐ向こう側に見える小屋まで行きたいが大きな石で道が塞がれている。落石かな?だったら恐ぇーなオイ(;´・ω・)
ここまで来てひるんだら来た意味がないと思い、その落石と思われる大石を避けて向こう側へ
いくつかの人の足跡を発見、つーことはまだまだこの先へ進めるな。
小屋の中にも菩薩の石像が祀られている。崩れないか心配だったがこの木造の小屋へよじ登ってみる。
くぼんでて気づかなかったが小屋の中には結構たくさんの石像がある。お賽銭箱があったので幾分かの気持ちを入れて手を合わしておいた。m(_ _)m
古羅漢 石造観音菩薩坐像(ふるらかん せきぞうかんのんぼさつざぞう)っ名前の観音様みたい。
小屋の向こうにもまだ小道がある。ちょっと危険な感じもするが先へ進もう。
ちなみにここから見る景色はなかなか最高!(^◇^)
その前にちょっとだけ休憩( ´Д`)=3 フゥ
修行僧がここで座禅を組んで地上を見渡していたのかな~(*´з`)イイ眺め♪
小屋を下りて奇岩の穴が開いている部分へ向かう。
ぽっかりと開いた穴。ホンマ不思議やな~
来た道を振り返るとこんな感じ。さっき休憩した小屋がアレ
突き当りの岩場にはハシゴが掛けられている。う~ん、あっこは流石に危ないなぁ~(-_-;)
よし!この奇岩の穴の向こう側がどうなっているか調査しよう!
動画② 古羅漢の景(ふるらかんのけい)の裏側を探索してみた!
落ちたら死ぬ崖っぷちスレスレの臨場感を【動画】でシェア♪( *´艸`)
古羅漢(ふるらかん)のぽっかり開いた穴の向こう側(裏側)の景色。遠くに民家がポツポツと見えるだけで後は森林。
穴をくぐって左手の岩場に沿って獣道がある。行ってみよう
足場は全く舗装なんてされていない。( ˘•ω•˘ )
少し左にカーブした小道
左手の岩場が途切れた地点、左に曲がれるのかな?(´・_・`)
さ、先が見えねぇ!Σ(゚Д゚)
岩に鎖のチェーンが埋め込まれて安全綱のようだ。足場のスペースもどんどん狭くなりかなり危険!(;´Д`)
しっかりと鎖を握りしめて少しずつ岩場にへばりつくように進む。o(;-_-;)oドキドキ
あ、見覚えのある景色や!Σ(゚Д゚)
あそこに見えんのは古羅漢の景(ふるらかんのけい)の正面側か!ぐるっと回って来たみたいw
つか、足場のスペースはこんぐらい。
高さ100mはありそう、足を滑らせたら流石の俺っちも100%死ぬな。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
で、こんだけ危険な思いをしたのにその先にあったモノは二体の石像(汗)
これってあそこの小屋から直進してくれば全然近かったし安全やったやん(;´Д`)
なぜかここの石像の一体には首がない...(*_*) せっかくなのでこちらにも気持ちお賽銭をしておいた。
下山する為に最後の難関だったのがこのハシゴを下ること。(;''∀'')
ほぼほぼ直角90度ハシゴ...右側は崖です。
そんなワケで何とか無事に古羅漢(ふるらかん)を暗くなる前に下山する事が出来ました。
ちょっとした冒険、アドベンチャー気分を楽しめた1日となった❤
ご興味がある方は是非、古羅漢から見る景色を堪能してみて下さい!(^_-)-☆
【おまけ】名勝耶馬渓景観再生事業について
※クリックで拡大
しかし、近年は、指定からかなりの年数が経過していることに加え、管理の難しさから木々が伸び過ぎてしまい、名勝として指定された当時の良好な景観が損なわれていました。
この度、地元住人のみなさんのご協力と地権者の方々のご理解をいただき、「名称耶馬渓」の修景が実施され、指定当時の姿を再生することができました。
コメントフォーム