2011年3月全くのゼロからタイ語学習をスタート!同年9月から現在に至ってはタイのバンコクに滞在中。バンコクの生活情報やタイ語留学でのおすすめ勉強法や教材などをご紹介していきます。by タイ在住わらしべ長者
ムエタイEDビザ(Muay Thai ED Visa)で強くなりながらタイに長期滞在しちゃいなよ!
記事公開日:2016年9月5日
最終更新日:2018年10月4日
サワッディークラップ
バンコクのわらしべです。
9月になりましたので当初予定していた通り、現在こちらで収集したビザに関する情報を徐々に一般公開して行こうかと思います。
と言うのも去年末に最後の観光ビザ(W)を取得された方々はぼちぼちシングル(S)の取得が難しくなって来る頃だろうと思います。
お金に余裕がある方はサクッとタイランド・イージー・アクセス(Thailand Easy Access)、通称エリートカードの5年物などを購入されはったらイイと思いますが、そうでない方々がほとんどではないかと思います。
そこで今後もタイで長期滞在する為の方法をいくつかご紹介していきます。※公開できる範囲内
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では、さっそく
当記事タイトルにもあるように今回はムエタイEDビザをご紹介します。
うん?ムエタイEDビザ?
こんな歌舞伎役者みたいな顔になりました?(笑)
そうですね、まだこのムエタイEDビザの存在を知らない人も多いかもしれません。
簡単に説明すると普通の学生ビザ(ED VISA)のムエタイバージョンです。(^^♪
その名称の通りタイでのムエタイ留学となります。
いわゆる文化交流的なモノです。だからと言って本格的にプロを目指す方だけが対象ってワケじゃなく、単にタイに長期滞在したいという理由からユルい感じでムエタイを習いに来ている人達もいたりします。
もちろんタイ政府がキッチリと認可して最長1年間(現在のところ)このムエタイビザでタイに長期滞在する事が可能になるわけですから、練習(訓練)をサボっていたら例え最長1年間のビザの許可が下りたとしても途中で延長できなかったりします。この辺は通常のタイ語学習などの学生ビザと同じで出席日数をチェックされたり、6ヶ月後に文部省(日本で言う文部科学省)へ出向きインタビューなどを受ける必要があります。
もちろんムエタイEDビザの場合は通常のEDビザ(学生)のように語学力をチェックするワケじゃなく、面接官オフィサーがどの程度ムエタイの基礎が上達したかを確認する為のモノになります。
しっかりと基礎の技を覚え、その技の番号を面接官オフィサーが呼び上げます。そしてすぐさま肘鉄や膝ゲリを出してシャドー風景を観察されます。普通に練習をしていれば問題なくパスできるでしょう。
そんなワケでムエタイEDビザについての概要はこんな感じです。
俺っちのように普段からジョギングしたり筋トレしてる体育会系の人間にしてみればムエタイ留学して強くなりながら肉体改造し、またタイに長期滞在できるなんて一石二鳥どころか一石三鳥だと思います。(´∀`*)フフフ
じゃあ一体どこのムエタイジムがそのムエタイEDビザを提供してくれるのか?
感の良い人もしくは気づき力がある人は既にピンと来たかもしれませんね。
そう、俺っちが先日ご紹介したBTSべーリン駅近くのムエタイジム
【Master Toddy Muay Thai Academy】です!
【過去記事】
俺っちが意味もなく突然ムエタイの情報をアップして疑問に思いませんでした?(笑)
実際のムエタイジムの様子(リングサイド)
通常のタイ語留学のように全てのスクールがタイ政府から認可を受けて学生ビザ(ED VISA)を扱っているわけではないようにムエタイジムでも同じでムエタイEDビザを扱っているムエタイジムは数少ないです。
このMaster Toddy's Muay Thai Academyではムエタイ留学者の為に宿泊施設も用意され、またムエタイ練習生の共同スペースもあります。
さて、そろそろこの辺りでムエタイに興味を持たない人は離脱してくる頃だろうと思いますww(笑)
結構な長文になって来たしね(´・ω・`)
けど、ここからはこの情報に関心を持ち必要性を感じる人だけに向けてシェアします。
そんな人たちが次に気になるのは。。。
で、ムエタイEDビザを発給して貰うのにその授業料(練習代)は一体いくらなの?
一応非公開(公式HPにも載せていない)となっていますがコッソリお教えします。
ムエタイ練習生にはそれぞれのレベルに合わせたコース・パッケージが用意されています。
が、あえて今回はムエタイEDビザのコースだけに言及します。
ムエタイEDビザの費用・料金形態
ムエタイEDビザにも2種類コースがあります。それは3ヶ月と1年コースです。
ED VISA 3-Month(3ヶ月間)
(申請書と手続き費用)
+5,000THB Multiple Entry Stamp
(マルチのリエントリーパーミット(再入国許可))
May convert to a 1-Year ED Visa with discounted application and processing fees of only 18,000THB
(1年のEDビザに変更されるなら申請書と手続きの費用を18,000Bに値引きします。)
ED VISA 1-Year(1年間)
(申請書と手続き費用)
+5,000THB Multiple Entry Stamp
(マルチのリエントリーパーミット(再入国許可))
1-Year Once-Daily Group Lessons
Only 6,000THB/month or 66,000THB/1 full year!
(平日のグループレッスンを1日1回1年間、毎月6,000Bもしくは一括で66,000B)
1-Year Unlimited Group Lessons
Only 8,000THB/month or 90,000THB/1 full year!
(平日のグループレッスン制限なし1年間、毎月8,000Bもしくは一括で90,000B)
※クリックすると拡大
上記がグループレッスンのスケジュール表です。1日1回の練習なら午前(07:30開始)か午後(16:00開始)の部どちらかを選択できます。特に決まったルールはないので午前中に寝坊したなら午後の部に参加してもOKです。グループ練習の時間は約2時間となります。本格的にムエタイ練習をしたいなら制限なしの年間90,000Bを支払うことで午前も午後の部も両方参加する事が可能となります。
ムエタイEDビザ取得までの大まかな流れ(プロセス)
①ご自身のパスポートのタイ滞在期間が切れる3週間前に練習生となりムエタイEDビザ申請する(タイ在住者の場合)
※実際には1週間前でもなんとかしてくれそうな感じです。
↓
②約1週間ほどでムエタイジムがEDビザの為の必要書類を準備します。
↓
③その書類一式を持ってカンボジアのプノンペンにあるタイ大使館へ向かいEDビザの申請をします。(手続きに最長1週間掛かったケースもあったとか)
↓
④無事にEDビザを取得してタイへ戻って来る。
↓
⑤イミグレーションで3ヶ月おきに更新に行く。それを4回繰り返す。
途中に文部省オフィスでしっかりと練習しているかのムエタイ試験がある。
☆90日レポートに関してはGymが有料(1000B)でも代行してくれる。
※日本在住者では手続きの流れは違います。
ムエタイEDビザに関するQ&A
最後にムエタイEDビザに関する質問をいくつかQ&Aで回答しておきます。
ただしMaster Toddy Muay Thai Academyでの回答となります。
ムエタイEDビザでタイに長期滞在するなら1日1回(2h)の練習コースで最低週4回の出席が必要となります。但しグループレッスンからプライベートレッスンに変更する事で料金は高くなりますが週3回の練習でも可能となります。ゆえに本格的にムエタイを最低週4回もしくはそれ以上習いたい人でないと継続が難しいかもしれませんね。
また極論を言えばグループレッスン年払い66,000バーツに申請料20,000バーツ+手続き料5,000バーツで合計91,000バーツになります。これにはイミグレでのビザ更新手続き料金は含まれていません。ゆえにざっと100,000バーツの費用が年間タイに滞在するのに必要となります。で、あるならば。。。
文頭で述べたタイランド・イージー・アクセス(Thailand Easy Access)は5年で500,000バーツですから1年換算では同じく100,000バーツとなります。多少お金がありタイに滞在するだけが目的ならば嫌々ムエタイジムに通わずとも5年分まとめ払いとなりますがエリート・カードのイージー・アクセスのご購入も検討してみるのもイイかもしれませんね。(´∀`*)ウフフ
長くなりましたので本日はとりあえずこの辺で!('ω')ノ
気が向いたらまた情報を追記します。
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