2011年3月全くのゼロからタイ語学習をスタート!同年9月から現在に至ってはタイのバンコクに滞在中。バンコクの生活情報やタイ語留学でのおすすめ勉強法や教材などをご紹介していきます。by タイ在住わらしべ長者
伐株山(きりかぶさん)の巨人伝説と巨大樹について考察する in 大分
記事公開日:2017年11月9日
最終更新日:2022年11月10日
大分県には不思議にも奇怪な岩や山々がたくさんある。
その中でも今回ご紹介する玖珠町(くすまち)の伐株山(きりかぶさん、きりかぶやま)はひときわ異彩を放つ山の1つと言えるでしょう。
耶馬日田英彦山国定公園内に存在し、標高685.5メートルあるようです。
また個人的に非常に興味深かったのは、実はこの伐株山には巨人伝説が残っており『大男が大樹を切り倒した』との事。その伐株(きりかぶ)の形をした伐株山がコチラ
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上記の写真を見て頂けると『なるほど!』と思わせるほど巨大な伐り株のように見える。伝説では大男(巨人)がこの玖珠(くす)という地名の由縁となった巨大なクスノキを切り倒したそうです。(;^_^A
『豊後国風土記』によると、玖珠(くす)という地名は、かつてこの地に存在した大きなクスノキにちなむものであるという。そして、伐株山は大きなクスノキの木陰となって日が当たらずに困った住民が、それを切り倒した後の切株であるという伝説がある。
球珠郡(くすのこおり) - 昔、大きなクスノキ(樟、楠)があったことから名付けられた。
詳細⇒ Wikipedia
その他に玖珠の童話『きりかぶ物語』にもその伝説は残っています。
巨大なクスノキ...それをぶった切ったという大男...
上記の童話『きりかぶ物語』では900尺と明記されている。1尺が約30.30cmなので27272.7cmとなり、約273メートルの大男まさに巨人だね!Σ(゚Д゚;)
だとすれば標高685.5mの伐株山の巨大樹をぶった切ったのも頷ける。
はっ!もしや!!Σ(・ω・ノ)ノ!
とピンときた方、そうかもしれませんし、そうじゃないかもしれません(笑)
にしても本当に不思議な形をした伐株山です。
現在では週末になるとパタグライダーやハングライダーが山頂から飛び立つのを頻繁に目撃する事ができます。当記事1枚目の写真中央にもパラグライダーが写っています。
山頂からのドローン撮影と思われる素敵な空撮動画がコチラ↓
凄い絶景ですよね!(*´▽`*)
大分県にはこの伐株山のように山頂が平たいテーブルマウンテンが実はいくつか存在します。それが『八面山』『万年山』です。ご興味がある方はご自身でお調べください。その他にも俺っちが自衛隊の射撃演習場付近で偶然発見した伐株山のような山頂が平たい無名の山、というより丘と表現した方がイイかもしれません↓
名もなき丘(山)
つか、伐株山っぽくね?(''ω'')ノ
近づいて調査したかったんですが自衛隊の射撃警告板が立っててゲートで封鎖されており近づく事すら出来なかった。そんな時に役に立つのがGoogleマップ!季節は違うので若干色合いが違いますが同じ丘の場所です。
3Dで山頂付近を確認するなら⇒ コチラ
おまけ
伐株山(きりかぶさん)付近の山々の地層
※クリックで拡大
おまけ②
ジオパークの「岩のカーテン」、国の工事で破壊 阿蘇熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わる橋を架ける国の工事で、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界ジオパークに選ばれた阿蘇の見どころの一つ、立野峡谷(熊本県南阿蘇村)の柱状節理(ちゅうじょうせつり)が壊されていたことがわかった。ジオパーク内での開発などは禁止されていないが、国や県は現場がジオパーク内と認識していなかったという。朝日新聞デジタル⇒ https://www.asahi.com/articles/ASK9G6FTVK9GTLVB00L.html
はたして溶岩でこのような柱状節理(チュウジョウセツリ)になるだろうか...
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