タイをこよなく愛する中年親父の旅紀行パート2
(23日)
レストランで読売新聞タイ版を見ながら朝食、タイの日本食の店が特集されていてタイトルは「2日に1軒、新規開業、5日に1軒、閉店」最近4~5年のタイでの日本食ブームは大変な勢いで広がっているらしく高級店、居酒屋、ラーメン屋、寿司屋、日本風焼肉店の店舗数は倍以上になったようです。
そういえば大規模ショッピングセンターやBTS周辺のビルでは必ず看板を目にします。
今年の5月に行ったサミティーベート病院では病院内テナントとして玄関横に「大戸屋」があり、メニューには「病室まで出前します。」なんて書いていました。
僕は1週間や2週間くらい日本食を食べなくても平気ですし、折角タイに来ているのでタイ料理がメインです。
また日本食は総体に価格が高くタイ料理のほうが安いです。
多くのラーメン店では標準的なラーメンの価格は170~220バーツ、
標準的なバミーは約40バーツ、店舗と屋台、設備や人件費の違いがあるとはいえ約5倍の価格差は大きく、店によってはバーツ価格に円換算レートを掛け合わすと日本と同等の価格の場合もあります。
僕の独断と偏見ですが不動産や人件費などを省き、日本とタイの現在の庶民消費物価の差は、だいたい4~5倍くらいではないか?と思います。
約40バーツのバミーは、40B × 2.6円 × 5倍 = 520円に相当します。
約200バーツのラーメンはその5倍ですから、なんと2,100円ですね~。
昨日のソンブーン・シーロム店での割り勘価格@約450バーツ(日本円換算 約1200円)も日本では少なくとも2500~3000円と感じます。
訪タイ時に自分の意思で日本食の店に出入りするのは、せいぜいなじみの居酒屋へ足を運ぶ程度で、それ以外ではタイ姫が希望するか日本食を食べたがる同行者に付き合うだけですが、近年の日本食のお店の急激な増加の原因はそれだけタイ人の日本食ファンが増えたということでしょうか ・・・・・・・・。
タイ、特にバンコクでの食事は1~2人だと
いつでも何処でも食べられますが
4人、5人となると各人の好みや場所(席)の確保、移動等が問題になり
利用店舗を決める時にいろいろと制限される場合があります。
特に最近の3~4年は
(1)訪タイ初心者との同行が多く、彼等が帰国後に話しの種になるような有名店
(2)メニューや味、量や演出などに意外性や驚き、話題性がある店
を選ぶ傾向がありましたが、初心者だった彼等も経験を経て、これからは各人の好みや趣味を中心に選択して、バンコクでの食事物語が展開する時期と思います。
大幅に増えた日本食のお店はそんな彼等のまた同行引率者にとって
大きなみかたになりそうです。
Tちゃんから電話があり
「FさんとTAさんはオキニとデートだから暇だったら会いましょう」ということで2人でニューロードのバミー有名店、ブラジャックへ行きました。
ニューロードはあまり有名な通りではないですがヤワラー(ト)から南へチャオプラヤ川に沿ってジャルンクルン周辺まで伸びています。
比較的新しい道路で、王室の要望で出来たそうですがBTSサパンタクシン駅より
北は中華街、南はアラブ人街でまるでバンコクの外人居留地みたいですね~。
久しぶりのブラジャックは相変わらず繁盛していて美味しかったです。
細く「ちじれ」と言うより「ウェーブ」がある麺、美味しく透明なスープ、豊富な具材、
バミーやクイッティアオの僕のお薦めは こことスクンビット・ソイ26の店ですが店によってはバミーナームが評判がよい店、バミーヘンが評判がよい店等もありますがやはり両方が美味しい店が名店の条件だと思います。
アソーク21でビル内を散策して時間が過ぎ、夕食は酒屋・たまご、その後でTちゃんと久々のナナプラザ・レインボー4(RAINBOW4)
以前はタイに着くなり何をおいても駆けつけていた場所ですが、周囲のタイ友の高齢化のせいか音が喧しいとか、照明が暗くてステージの姫の顔がよく見えない等の声が多くなり段々と足が遠のいて今回の訪タイでは初めてカーテンをくぐりました。
相変わらずの人気で混み合っていました。
つづく・・・