チェンマイ パタヤ バンコク

コラート・バンコク・チェンマイ・パタヤの旅日記

タイをこよなく愛する中年親父の旅紀行パート2

phimai

コラートからバス1時間のピマーイ遺跡

読了までの目安時間:約 8分

(15日)

 

6時に起き北バスターミナルまでモーターサイに乗ります。60バーツ。

 

7時発のピマーイ方面行きバスに乗車50バーツ、コラート市街地を過ぎてのどかな田園風景を楽しんでいると大規模工場が目に入りました。

 

塩の工場でしたがきっと地下で岩塩が大量に取れるのでしょう~


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日本では岩塩は山岳地帯だけでしょうからこんな大規模な工場はないでしょうね。

 

約1時間でピマーイ遺跡に到着。帰りのバスの停留所を確認して遺跡に向かいます。

 

あまり大きな規模ではなく日本の平均的な小学校ほどの敷地でした。

 

 

アンコール王朝の全盛期には北のピマーイ、南のアンコールワットの2拠点を中心に広大な地域を席巻し統治したと言われています。

 

 

建物のデザインはクメール建築様式 アンコールワットそっくりで綺麗に維持管理されています。

 

一説ではピマーイ遺跡がアンコールワットよりも古いそうです。

 

おそらく岩石と砂岩、レンガ風の材料と思われる素材で建てられていますがスコータイ遺跡のレンガ風素材、アユタヤの岩石 アンコールワットの砂岩と粘土の全ての要素を盛り込んでいる建築物?のようです。

 

 

メインゲートの石畳参道は南向きに作られており、その延長線上にアンコールワットがあるらしく 約1000年前はこの道は約300Km離れたアンコールワットまで続いていたのでしょうか~

 

そういえばローマ帝国時代にも全ての道はローマに通ずと言われたほどの道路の整備がなされています。

 

ひょっとしてこの石の参道を坊さんや軍隊が歩いていたかもしれないな~

 

と歴史の遺産に感慨深いものを感じます。

 

 

引き続き博物館に入館、ここの展示品はピマーイの発掘物と言うよりもイサーン地方の発掘物という感じで有史以前の遺物が陳列されていました。

 

 

ピマーイ遺跡の縮小モニュメントがあったので金色、銀色と2ケ購入。

 

時間を見るともう午後2時、8時に到着後あっという間の6時間でした。

 

サインガム公園の菩提樹まで足を伸ばしたかったのですが、こ数日午後に天候が急変することが続いていたので諦めてコラートへ帰ります。

 

到着時に調べておいたバス停ではすぐにバスが来てコラート着3時でした。

 

 

ピマーイ遺跡の観光も終わり特別にしたいことも無いので遊び処を探訪しようとMPギンザ、MPパザに行き店内や価格を調査したあとマッサージ店を探しました。

 

 

足、タイ式ともに1時間150バーツで僕を担当した姫は上手でした。

 

帰りに100バーツ渡すと意外そうな大変な喜びようでしたが外国人だからチップを期待していなかったのかチップを貰うことが少ないからでしょうか~?

 

喜んだ顔が印象的でした。

 

 

トコトコ歩き昨夜の夕食の店とは別の店に入り、パックブン・ファイデーン(空芯菜炒め)とビールを注文、昨夜の店に比べてまずい事まずい事、こんなのでよく商売できるな~

 

という味でビールだけ飲んで勘定、丁度100バーツ。

 

 

昨夜の店に戻ると1テーブルだけ空いていました。

 

また空芯菜炒めとビールを注文、ビールと氷を運んできた姫が

 

「昨夜も来てたね~ 何処(の国)から来たの~?」

 

「日本人だよ~ この町にも日本人はいるでしょう~?」

 

「いるけど話したことはな~い」

 

「椎茸と鳥の料理はとっても美味しかったよ~ 今夜も食べようかな~」

 

と言うと嬉しそうな顔をして「コックン・カー」と笑顔で答えてくれました。

 

 

モグモグモグ やはりここは美味しいです。

 

ヤム・ウンセンと追加のビールを注文して何気なしに横を見るとファランが一人でウイスキーの水割りを飲んでいます。

 

彼は何度も相席を断り4人掛けテーブルで一人でTV観賞です。

 

僕は昨夜は満席だからと相席を頼まれて楽しい夜を過ごしました。

 

相席でも苦痛ではないし、新しい出会いや会話を楽しむのですが人により様々ですね。

 

 

8時頃にレストランを出てTシャツを買いに近くのショッピングセンターへ。

 

生地もプリントも上質で1枚150バーツ・・・・・・

 

2枚220バーツに値切ります。

 

ホテルへ帰り3度目のシャワーを浴びているとなんとなく空腹です。

 

よく考えたら今日は朝も昼も食べずに遺跡観光それと昨日今日と米粒を食べていません。

 

おかずとビールだけです。タバコを買いついでに近くの屋台へ行きました。

 

バミー屋台でバミーヘンを注文。

 

 

 

「隣の屋台でカオマンガイを頼みここで一緒に食べてもいいですか?」

 

「OK~」との返事でバミーヘンとカオマンガイの夜食です。

 

 

 

その屋台は30歳前後の女性が調理をし小さな女の子が食器を洗ったり拭いたりお水を入れたコップを出したりママのお手伝いをしています。

 

(僕)「アーユ・タオライ?」・・・・・・いくつかな~?

 

(女の子)「ハー」 ・・・・・・・・・・・・・彼女は5歳でした。

 

美味しかったバミーヘンが25バーツ 隣のカオマンガイが30バーツ

 

一生懸命にお手伝いをしている女の子に20バーツのお小遣いを渡すと

 

 

 

ママに即されあどけない笑顔で「コックン・カー」・・・

 

本当にこの言葉は耳ざわりがいいですね~

 

チップを渡したという偉そうな優越感ではなく、こんなに喜んでもらえて嬉しいな~

 

という満足感やまた今度ね~という温かい連帯感が全身を包みます。

 

 

食べ過ぎくらい食べお腹も張ったコラートの夜は更けてゆきます・・・・・・・・。

 

 

つづく・・・


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