「現時点で、この返金に必要な金額を自動振替することはできません。」残高不足でペイパルの返金が出来ない
記事公開日:2015年3月22日
最終更新日:2017年3月9日
このブログではちょっと珍しいペイパル関連の情報をアップしておきます。というのも今後の為の備忘録としてメモ。
久々にペイパル(Paypal)にアクセスするとログイン画面がかなり変更されていた。現在休眠している前のビジネスではお客からの支払い決済にペイパルを利用していました。
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休眠中って事で現在ペイパルアカウントは利用していないのでもちろんアカウント残高ゼロです。すべて引き出しています。
で、休眠中にもかかわらず、お金を振り込んで来たお客さんがいた。(>_<)
仕方ないなーって事でペイパル決済で支払われた金額5000円を
すぐさま「返金」手続きをした。
すると。。。なぜか(゚д゚)!
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現時点で、この返金に必要な金額を自動振替することはできません。別の支払い方法を追加してください。
との表示で一向に返金手続きできない。
少し考えてその理由が分かった。↓
※クリックで拡大
5000円をお客に振り込んで貰ったのはイイが、ペイパル残高に表示されているのは手数料とかを引かれた4740円になっている。
今までの認識では通常「返金手続き」をすれば手数料はすぐさま口座に戻って来ていた。
実際に上の画像にあるように2500円の支払いに対して同様に返金手続きをすれば、すぐさま支払いステータスが「キャンセル済み」と表示され「Paypalから手数料取り消し」となり90円が即座に返金。
要するに今回のケースではアカウント口座に十分な残高(4740円)が確保できていない為、5000円を返金できないと解釈した。
システム上、手数料はすぐさま返金されるが一旦はPaypalに徴収される為、事実上アカウント口座には返金する5000円の額には満たされていない状態になる。
弱ったなぁ~(-。-)y-゜゜゜
このアカウントに次の入金があれば、その足りない手数料分が補充されるけど
そもそも休眠中の会社だけに現在サービスの提供をしていない。
またその不足分を自分でペイパルアカウントに入金できればすぐさま問題は解決するが日本のPaypalアカウントではルール上、自分のアカウントに現金を振り込む事をルール上禁止され、送金ができない。
仕方ないのでペイパルで良い方法がないか電話で問い合わせる事にした。
アカウント口座内に連絡先が記載
0120-271-888
03-6739-7360 (携帯・海外から)
03-5767-5552(通話料有料)
そのページに6ケタの「一時お問い合わせ用番号」も記載されていた。
電話をするとその6ケタ数字の入力から本人確認ができるシステムになっている。
※ 一時お問い合わせ用番号は画面表示から 60 分間有効のようです。
ちちなみにサービス受付時間は
営業時間:日本時間の午前9時~午後8時(年中無休)となっている。
以前にもペイパルのコールセンターに電話した事あったがその際は、上手な日本語を話すけど外国人が対応していたので、少し心配していたが今回は日本人の方が対応してくれた。
IP電話からだったのでフリーダイヤルは使えず、お願いしたら親切にコールバック(掛け直し)してくれた。
そのペイパル担当者によれば、やはり残高不足が原因だと言われた。システム上、やはり一旦手数料分の差額分を入金しないと返金手続きが稼動しないようだ。
しかし休眠中の会社だけに今後現金される予定はないし、自身でも現金を振り込めない。
そこで担当者からお客様への返金方法も色々あると提案された。
一つはお客様の銀行口座を聞いて、そちらに振り込む事、事実上これに関してはこのペイパル口座のお金からではなく、こちらが5000円立て替えるて返金する方法だ。最悪はこの方法を選択するしかないと思った。だけどお客さんから口座番号を聞いたり、またどちらが銀行の振り込み手数料を支払うかの話もしないとアカンので面倒極まりない。
その他の方法として、相手のペイパル口座への返金する方法だ。しかしこれは相手がペイパルを使いこなしていないとペイパル口座に返金はしても事実上、お客さんのクレジットカードからは請求される為、返金されず課金されたと相手に誤解される可能性があるのでのちのち面倒な事になりそう。またお客さんがそのペイパル口座に返金されたお金を自身の銀行口座に振り込むのにも手続きが必要でまたそこから手数料が差し引かれる為、この方法は却下した。
普段の返金手続きの方法なら取引きがキャンセルされるのでクレジットでの課金も停止されない。
担当者に他に方法はないのかを追求すると自分からPaypalアカウントに口座への入金は出来ないけど、その足りない不足分を補えるサービスもしくはモノを提供できればイイとの事。
それを聞きさっそく情報商材的なPDFを知り合いの方へ125円へ販売するオファーを出した(笑)
なぜ125円で販売になったかは今回のお客へ返金するのにあたり必要な金額が125円だとペイパル担当者に計算して貰ったからだ。
最初、5000円(返金額)-4740円(残高)=260円が必要かと最初思っていたが返金手続きをした後にペイパルから返金される手数料などを考慮し、それを差し引いた金額だという。
またこの度、不足の125円を補充するためにPDFをオファーをするにあたり掛かる別途の手数料も込みとの事。
うろ覚えだが計算方法も説明されたのでメモ。φ(`д´)メモメモ...
ペイパルの手数料は通常『3.6%(変動手数料)+40円(固定手数料)』となっている
5000円(お客から振込額)-220円(返金手数料180円(変動)+40円(固定))=4780円
この4780円さらに40円を引いた金額額4740円が実際にアカウントに反映されている金額。
じゃあなぜ追加でこの40円差し引かれたかというと実際は不足金が発生しても40円まではペイパルの方で補填(ほてん)してくれるようです。ですので今回のケースでは事実上この40円分がない場合で返金手続きは可能ですが、ペイパル側もその補填分も考慮して欲しいと言う事で、こちら側も納得して計算して貰った。
要は全額返金されていたと思っていた返金手続きでも事実上40円は毎回取られている事が分かった。
そして不足した場合でもPaypalが40円までは負担している事も知った。
ゆえに返金手続き後には180円だけが戻って来てる
220円-40円(事実上の手数料)=180円 ※下記の画像を参照
で、話を戻すと
まず懇意にしているお客さんへのPDFオファーに掛かる手数料の計算もする
125円(PDF)×(3.6%+40円)=45円(※44.5から四捨五入)
上記の金額に+80円(事実分掛かる40円と補填されている40円の合計)すると125円となる
この125円分が口座に反映されれば5000円の返金が可能になる。
ちょっと複雑にも思える計算式だけど原則が分かれば納得。
この度、別のお客さんにPDFを125円でオファーする事になったわけだけど、その際いちいちHPのペイパル決済画面に125円の決済ボタンを用意するの面倒だなっと思ったけどペイパルの担当者からもっと簡単にお客さんへ支払いを請求する方法を教わった。
それはメールに添付する方法だ。やり方はコチラ↓
>Paypalでメールを使って最も簡単にお客様へ支払い請求をする方法
さて、さっそく125円の入金があり、5000円返金を試してみたところ無事に返金が出来ました。
※クリックで拡大
上の画面を見て貰うと分かるように5000円の返金が完了した。
また上で解説した180円のみがペイパルから手数料として返金されてきた。この手数料の180円は5000円を返金する為に相殺したので事実上アカウント残高はゼロ円のままだと言うのがおわかりになると思う。
ふぅ~やれやれ久しぶりに別の脳ミソ使ったわい。(-。-)y-゜゜゜
万が一、次回もまた間違ってお客さんがペイパル口座に突然振り込んで来た時の対処方法として今回メモ書きしておきました。同じ悩みの売り手の方にお役に立てれば幸いです。
それにしてもPaypalのサポートセンターの質がかなり向上しててビックリ。
この会社はまだまだ伸びていきそう♪
本日の学びでした。(^o^)丿
【追記:2016/03/04】
今年2016年になってまた間違って休眠会社の方へお金が振り込まれた。ちょっと面倒クサいな~っと思いつつ以前に書いたこの記事を参考にする。以前の一連の流れをブログに記録してて良かった。
が、なぜか
2016年のPaypalの返金画面では手数料の不足分エラーが表示されない。そのまま振り込みされた相手に返金のメッセージを添え、進めると
あら不思議?
スムーズに返金処理が出来ました。きっと同じ苦情が増えてシステムを改良したんだと思う。
どう考えても手数料分を一旦建て替えれてくれってのはおかしなシステムだと思ってたけど。
まぁ何にせよ。以前のペイパルより使い勝手がよくなったね。
この記事が不要になったけど、まぁそれはそれで良しとするか
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