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パソコン備忘録 by わらっち




『DMCAに基づくGoogle検索からの削除のお知らせ』メールが届く

記事公開日:2016年3月13日

最終更新日:2018年3月6日


突然WM(ウェブマスターツール)に登録しているメアドにメールが届いた。

 

当記事のタイトルにあるように件名が

 

DMCAに基づくGoogle検索からの削除のお知らせ」となっている。

 

何なんだろ?


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※クリックで拡大

 

読んでみるとDMCAとはデジタルミレニアム著作権法の意味のようだ。

 

どうやら俺っちが著作権を侵害して申し立てされたとの事。

 

別にやましい事をした覚えはない。

 

しっかりと対象となったURLも明記されている。

 

リンクを飛んで確かめた。これと言って怪しい事はない。

 

https://www.chillingeffects.org/notice.cgi?sID=※※※※

 

のリンクをクリックしてみると著作権を主張する申立人が判明した。

 

Lumenというサイトへ飛ぶ。

 

 

著作権を主張している申立人のサイト管理名とその無断転載されてと言うURLが明記されている。

 

下段には自分のサイトURLも記載されていた。

 

そしてどの部分が無断転載なのか引用された部分を見て理解した。

 

どうやら俺っちが2chのスレッドタイトルを引用したのが原因だ。

 

その2chスレッド主がニュースサイトの記事をそのまま引用し、それを知らない俺っちが自分のブログに転載しちまったって事だとすべての謎が解けた。

 

それにしてもこっちもいちいち2chのスレッド記事がどこから引用して来てるなんて知らねーよ! (#゚Д゚) ゴルァ!!

 

まぁGoogleを怒らせちゃ仕方ない。素直に対応して行こう。

 

腹立たしいのは申し立てられた指定のURLがインデックスから消えて検索エンジンで表示されない。記事タイトルの完全一致でも同じだ。

 

要は検索エンジン上で死んでしまった記事って事になる。

 

約半日ちかく時間を費やして書いた記事だけに残念だった。

 

まぁすぐに修正したら元通りになるだろうとまだ楽観的だった。

 

それと同時にそのURLだけアドセンスが表示されていない事も気づいた。

 

申し立て日を確認すると俺っちが記事を投稿した日に申し立てしている模様。

 

その翌日にはGoogle検索からの削除されている。

 

ひょっとすると自動処理なんじゃないかとも疑っている。

 

だった場合申し立てしたモン勝ちやん!

 

ま、申請時に虚偽がないかの法的なサインの同意があるが。。。

 

ちょっと面白いアイディアが浮かんだがここに書く事は控えておこう。

 

さて再度最初に送られて来たメールに戻り、

 

そこに「DMCA に基づく異議申し立て通知」のフォームURLがあった。

 

クリックするとこのような異議申し立てフォームが表示

 

※クリックすると拡大

 

 

こちらは2chの引用文からでその申立人のサイトからのコピーではないとの自分の主張も一応してみる事にした。

 

その異議申し立てフォームに面白い記述があった。

 

それはコンテンツの復帰をリクエストする理由を選択する箇所にコンテンツの使用はフェアユースです。との表記だ。

 

その隣に(フェアユースとは)があったのでクリックしてみる。

 

 

そこには米国の著作権に関する記載があり、どうやらフェアユースとは著作権侵害に当たらない特別なケースもあるような。

 

気になった部分に赤線をつけておいた。

 

著作権者の権利を侵害せずに著作権で保護されている作品を利用する特定の方法があります。

 

著作権で保護されたコンテンツを批評、コメント、ニュース報道、教育、研究、調査で特定の方法により利用する場合は、フェアユースであると認められる可能性があります。

 

フェアユース4つの要素

 

新しい表現や意味がオリジナルのコンテンツに追加されているかどうかあるいはオリジナルのコンテンツのコピーにすぎないかどうかという点を重視します。

 

3. 著作権のある著作物全体との関連における使用された部分の量および実質性
オリジナルの作品から引用するコンテンツがごく一部である場合は、コンテンツの大半を引用する場合に比べフェアユースであると認められる可能性が高くなります。

 

 

今回著作権侵害で申し立てられたおかげで色んな事が学べた。

 

米国ではニュース報道に関する引用文はフェアユースであると認められ著作権侵害にならない事も分かった。

 

実際に今回は2chスレッドからの引用だがまさにニュース報道の記事を俺っちのブログで引用した。

 

しかも記事内のほんのわずかな部分だけ、記事を補う程度で使わせて貰った。

 

約5パーセントほどだ。

 

その事についてもフェアユースに書かれている。

 

要はごく一部の場合はフェアユースが認められると!

 

俄然、やる気が出て来た。

 

再度異議申し立てフォームに戻り、

今度はあたかも自分が正しいと思える異議申立書の文章をフェアユースに当てはめながら書き綴った。

 

 

そしてようやく完成!( ´Д`)=3 フゥ~

 

 

最後にサインに同意して送信した。

 

 

送信後、まもなく確認メールが届くとの事。

 

Googleの判定結果が楽しみだ。

 

どうせ申請を受理しましたとかいう自動返信の確認メールが届くんやろと思ってたら

 

 

。。。。ビックリ\(◎o◎)/!

 

 

即行で今回の判決結果が出たようなメール内容だった。

 

 

そこにはこう記されていた。。。

 

お送りいただいた DMCA に基づく異議申し立て通知を受領し、内容を確認致しました。Google は、コンテンツの削除と復帰に関する Google のポリシーに基づき、現時点では異議申立てに基づく対処はしないことに決定いたしました。

 

 

現時点では異議申立てに基づく対処はしない決定だと書かれている。

 

要はこちらの要求が却下されたようだ。

 

コレっておかしくね?

 

だって俺っちがメール送信してほぼ同時に折り返しメールが来てのこの内容。

 

文面には通知を受領し、内容を確認致しました。。。

 

つか、ウソつけーーーー!!!

 

絶対に内容確認してないやんけ!

 

要は出来レースの負け戦ね。

 

だったら異議申し立ての文章作成に時間取らせるんじゃねーよ!

 

じゃあ著作権を侵害された記事はもう復活しないのかな?

 

アドセンスも表示しねーし。もう完全に死んだ記事となった。

 

が、ちょっと気になった事があった。

 

今回はサイトの被リンクとかでのペナルティーというわけじゃないから問題の記事以外はアドセンスが表示されるし、もちろん同ブログ内の他の記事は検索エンジンに表示される。

 

じゃぁ問題の記事を完全コピーして再投稿したらどうなるか

 

もちろん著作権の侵害したとされる部分は修正しておく。

 

そうしないと万が一問題なく表示されてもまた著作権侵害で申し立てられるかもしれないからだ。

 

と言うわけで新たに再投稿!

 

★★結論★★
問題なくアドセンスも表示され、しばらくするとindexされ直ぐに検索エンジンから表示が確認された。

 

ひょっとすると一時的な表示かもしれないのでしばらく様子を見ていた。

 

丸2日様子を見ていたが問題なくアドセンス広告も表示され、検索エンジンでの表示も確認された。

 

今回の教訓

万が一著作権の侵害で申し立てを食らったらこちらからの異議申し立てをしても無駄。
たとえ申し立てフォームに完璧な言い分を載せてもきっと今回と同じような即回答が来て却下されるから無駄な労力は使わない方が賢明。

 

解決策は新しく記事を入れ直し再投稿する方が建設的だ。

 

また著作権の申し立てをした場合24時間以内にはGoogle(yahoo)からの検索エンジンから消える。

 

しかしこれマジで危険じゃね?

 

そう思うのは俺っちだけかな。。。(;一_一)


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コメントは2件です

  1. 匿名 より:

    何をやっても無駄って事か…

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