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パソコン備忘録 by わらっち




最新【Duplicator】簡単サーバー移行!WordPress 便利なプラグイン

記事公開日:2018年6月4日

最終更新日:2018年6月5日


前回の記事でサテライトサイト用に約5年間ほど利用していたサーバー【ServerQueen】を解約することを書いた。そんなワケで今回は【ServerQueen】のワードプレスサイトを【エックスサーバー】へ移行/移転する事にした。以前2015年のドメイン載せ替えとサーバー移行でも利用したWPプラグイン【Duplicator】を再度使って移行作業を行います。今回はその最新版【Duplicator】をシェアします。


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では、さっそく

 

まず移行元であるワードプレス管理画面のプラグインから【Duplicator】プラグインの検索をします。

 

プラグインの検索結果に『Duplicator - WordPress migration Plugin』が表示されたら【いますぐインストール】をクリックします。

 

【Duplicator】のプラグインがインストールされたら【有効化】をクリックする。

 

WP管理画面の左側に①【Duplicator】が追加されます。そこをクリックして、画面右上にある②【Create New】をクリック。

 

Packages ≫ New のNameが自動で入力されています。

例)2018024~xxx

名前を変更しなければそのまま【NEXT】ボタンをクリック。

 

とりあえずNameが長いので「日付け_copy」とシンプルにして、右側にある【Add Notes】から【Notes】を開きに「移転元サイト」とメモの追加をした。(任意)最後に【NEXT】ボタンをクリック。

 

サイトのスキャンが開始されるのでしばらく待機します。

 

スキャン結果が表示されます。すべてが【Good】マークならOKですが【WordPress】の箇所だけ【Notice】マーク。原因を確認する為に【▶WordPress】を開きます。

 

どうやら【Notice】になった原因はワードプレスのバージョンが古かったようです。最新版へアップデートするように明記されています。もしもこのような同じ【Notice】が表示された場合は、一旦作業を中断してワードプレスを最新版へアップデートさせます。

 

WP管理画面のダッシュボードからワードプレスの更新を行います。【いますぐ更新】ボタンの箇所をクリックする。

 

WordPressの更新が完了すると「最新バージョンのWordPressをお使いです。」と表示されます。

 

再度、先ほどまでのプロセスまで戻ります。

 

さっきまで【Notice】となっていたトコが【Good】マークへと変わりました♪すべて【Good】となったので下段にある【Build】をクリックします。

 

Building Packageが開始されます。完了するまでしばらく待機します。

 

Packageが完了すると【Installer】と【Archive】がダウンロードできるようになります。

 

それら(archive.zip)(installer.php)をローカル(自分のPC)へダウンロードします。

 

ここで一旦サイト移転の作業を中断してドメイン設定を移転元サーバーから移転先のエックスサーバーへ変更します。

 

ドメイン設定を移転先のエックスサーバーへ追加


エックスサーバーのサーバーパネルから【ドメイン設定】を開きます。追加するドメイン名を入力して【ドメイン設定の追加(確認)】をクリック。今回はサーバーの移転だけなので移転元と同じドメイン名を入力しました。※無料独自SSを利用する場合も☑を入れておく。

 

再度、確認画面が表示、問題なければ【ドメイン設定の追加(確定)】をクリックします。これでエックスサーバーでのドメイン設定は完了です。

 

次はデータの移行先となるエックスサーバーの方へワードプレスをインストールする必要があります。

 

移転先のエックスサーバーにワードプレスをインストール

エックスサーバーのサーバーパネル左側にある【WorddPress簡単インストール】を開き、設定対象ドメイン情報を入力していきます。【Duplicator】を使ってデータ移行した後は移行元のWPログインパスワードの方に上書きされます。【インストール(確認)】ボタンをクリック。

 

確認して問題なければ、WordPress【インストール(確定)】ボタンから確定します。これで移行元データを移すワードプレスの箱ができました。※ここで表示されているデータ情報(MySQL)は後で書き換わるのでさほど重要ではありません。

 

次にネームサーバーの変更作業を行います。

 

ネームサーバー(DNS)の変更方法

ドメイン管理会社(バリュードメイン)で設定しているネームサーバーを移転先のエックスサーバーのものへ変更します。

 

エックスサーバーのネームサーバー情報は【サーバーパネル】→【アカウント】→【サーバー情報】から確認できます。

 

上記のネームサーバー情報をドメイン管理会社(バリュードメイン)で設定変更します。

 

バリュードメインのコントロールパネルから【ネームサーバーの設定】を開き、ネームサーバーの変更を行います。移行元の「ServerQueen」ネームサーバー1(ns1.hosting-sys.jp)ネームサーバー2(ns2.hosting-sys.jp)となっているのをエックスサーバーのネームサーバー1~5へ切り替えます。

DNS情報について
DNS(ネームサーバー)情報の変更をした場合、移転前のサーバーにアクセスできなくなります。全ての移行作業が完了後にドメインのDNS(ネームサーバー)情報を変更ください。 移転作業完了前にDNS(ネームサーバー)情報を変更するとホームページやメールが途切れますのでご注意ください。

 

移行元データをエックスサーバーで復元する

移行元のワードプレスデータを移行先であるエックスサーバーのワードプレスで復元します。

先ほど【Duplicator】でダウンロードしたPackageファイル【archive.zip】と【installer.php】をFTPクライアント(FFFTP)を使って移行先サーバーであるエックスサーバーへインストールしたワードプレス内へ上記2つのファイルをアップロードします。エックスサーバーでのアップロードするルート先は、●●●●.com/public_html 内の「wp-admin」や「wp-content」がある同じ階層です。

 

ファイルのアップロードが完了したら次に対象ドメイン、●●●●.com/installer.php へアクセスしてみます。

 

が、ネームサーバー切り替えにしばらく時間が掛かる為、反映されるまで焦らず待機して下さい。自分のケースでは下記の画面が表示されるまで半日近く待たされました。🕙

 

一箇所【Warn(警告)】マークが表示されたので原因を確認する。

+ Configuration File

Duplicator works best by placing the installer and archive files into an empty directory. If a wp-config.php file is found in the extraction directory it might indicate that a pre-existing WordPress site exists which can lead to a bad install.

デュプリケータは、インストーラファイルとアーカイブファイルを空のディレクトリに置くと最適です。 wp-config.phpファイルが抽出ディレクトリにある場合は、既存のWordPressサイトが存在し、不正なインストールにつながる可能性があることを示している可能性があります。

 

というわけで移転先ワードプレス内にある「wp-config.php」ファイルを削除します。

 

FTPクライアント(FFFTP)から接続して移行先ワードプレス内の「wp-config.php」を削除します。

 

削除後、再度対象ドメイン、●●●●.com/installer.php へアクセスします。

 

先ほどまで【Warn(警告)】マークが表示された箇所が【Good】へと変わったので先へ進みます。下段にある利用規約と注意事項(terms and notices)に☑を入れて【Next】ボタンをクリック。

 

※クリックで拡大

Step2の画面が表示されたらデータベースのSetupに必要な情報を入力していきます。

・Host(ホスト名)

・Database(データベース名)

・User(ユーザー名)

・Password(パスワード)

 

ホスト名に関しては今回の移行先であるエックスサーバーのサーバーパネルからサーバー情報でホスト名が確認できます。

 

その他のデータベース名、ユーザー名、パスワード名に関しては移行元ワードプレスの「wp-config.php」ファイルで確認する事ができます。

 

それぞれの情報を入力しましたら【Test Database】をクリックしてテストしてみます。

 

入力情報が正しく何も問題なければホストとデータベースに【Success(成功)】と表示されるので次は【Next】ボタンで進みます。

 

インストールの確認画面が表示。問題なければ【Yes】をクリック。

 

データーベースのインストールが開始されます。しばらく待機

 

Step3の画面で新しく設定された【URL】【Path】【Title】が表示。【Next】をクリックして進みます。

 

Step4の画面【Site Login】から移行されたワードプレスのサイトへログインします。

 

普段から見慣れたワードプレスのログイン画面が表示します。ユーザー名とパスワードを入力します。※移行前の旧サイトの情報が引き継がれていますので旧サイトのユーザー名とパスでログインします。

 

 

This site has been successfully migrated!

このサイトは正常に移行されました!

 

はい!無事にワードプレスのサーバー移行が完了しました♪お疲れ様です。

 

最後にセキュリティ上のリスク回避のために今回【Duplicator】の移行作業でできた不要なファイルを上記の「Remove Installation Files Now!」をクリックするとこで削除できます。詳細↓

Clicking on the 'Remove Installation Files' button will remove the files used by Duplicator to install this site. These files should not be left on production systems for security reasons.

Archive File: The archive file has a unique hashed name when downloaded. Leaving the archive file on your server does not impose a security risk if the file was not renamed. It is still recommended to remove the archive file after install, especially if it was renamed.

【Remove Installation Files】ボタンをクリックすると、Duplicatorがこのサイトをインストールするために使用するファイルが削除されます。 セキュリティ上の理由から、これらのファイルを運用システムに残すべきではありません。

アーカイブファイル:アーカイブファイルには、ダウンロード時にユニークなハッシュ名が付いています。 サーバーにアーカイブファイルを残しても、ファイルの名前が変更されていないとセキュリティ上のリスクはありません。 インストール後、特に名前が変更された場合は、アーカイブファイルを削除することをお勧めします。

 

Installer file cleanup ran!

(インストーラファイルのクリーンアップが実行されました!

 

もしもワードプレスサイト画面が崩れていた場合はテンプレート(テーマ)を最新のモノにアップデートしてみて下さい!(^_-)-☆

 

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