同ドメイン内のWPをデータ移行後、ログイン出来なくなりデータベースを編集!
記事公開日:2014年5月18日
最終更新日:2017年3月7日
前回の記事 301リダイレクトに失敗して無限ループを経験で最終的には上手く転送はできるようになったが、途中戸惑った事や初経験した事があったので忘れる前に記録しておこう。
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無限ループになったせいで、既ににWPをインストールしていた https://※※※※※※.net/wp/ からインストール先を https://※※※※※※.net/に戻したんだけど、一括でデータを移動させる事も出来ず、しかたなく手作業で作り直し、既に記事入れも終わった後だった。救いだったのが記事数がそれほど多くなかった事だ。
そのWPのデータベースからwp-config.phpを抽出して、新たなWPをインストール後、そのwp-config.phpを書き換えてサクっと元通りになると余裕ぶっこいていたが。。。
wp-config.phpを書き換えてアップロードするとデータは引き継がれるが、WPのログイン画面へアクセス出来ない。
最初「PHP Ver.切替」が原因と思ったがどうやらそれが直接的な原因じゃない事も判った。
新規でインストールした元のwp-config.phpへ戻して、アップロードするともちろん問題なくWPのデフォルトの管理画面へ。
しかしデータを紐付けさせる為、wp-config.phpを書き換えると記事は引き継がれるがテンプレートも反映されないし、管理画面へ飛ばすエラー表示。
パスワードも間違いなく入力しているにもかかかわらずだ。
以前のテンプレートを反映させる為、ffftpからデータをアップしてみると今度は画面が真っ白でフリーズ。
そうそう、今回気付いた事はwp-config.phpを新たにアップロードする度に、PHP Ver.切替を要求される。※エックスサーバー使用。
また海外からもアクセスできるように「WordPressセキュリティ設定」も国外IPアクセス制限設定を「OFF」にしているのに毎度、デフォルトの「ON」に戻される。
あんまりwp-config.phpについて深堀りした事無かったが、その辺が連動している事が今回判った。wp-config.phpをアップロードした後は必ず上記を再設定する事を忘れないようにしよう。
で、結局今回の原因がその紐付けさせたいwp-config.phpが、最初にWPをインストールしていた
https://※※※※※※.net/wp/ の情報を引き継いている事が判った。
というのも管理画面へ行く為に要求されるパスワードを入力すると
https://※※※※※※.net/wp/wp-login.php へ一瞬飛ばされその後エラー
そう、既に削除しているフォルダーへ飛ばされているからエラーが表示されるのもうなずける。
こちらがアクセスしたい管理画面のURLは
https://※※※※※※.net/wp-login.php だからだ。
wp-config.phpには以前のhttps://※※※※※※.net/wp/wp-login.php の記述は見当たらないからきっとWPのデータベースに情報が残ってると推測。
で、色々調べると応急処置として、wp-config.phpにある記述を書き込む事で管理画面にアクセス可能な事が判った。
その記述がこれ ↓
黄色に囲った記述にアクセスしたいURLを記載してアップロードすると管理画面にアクセスが可能になった。
WP管理画面の「設定」⇒「一般設定」を確認して今回の原因がはっきりと判った。
思った通り以前にWordPressアドレス(URL)が、その下のサイトアドレス(URL)
インストールしたhttps://※※※※※※.netになってないとおかしいはずなのに
なぜか以前インストールしていたhttps://※※※※※※.net/wpになっていた。
とういわけでWordPressアドレス(URL)からwpを取り除き保存。
すると今度は2度とWordPressアドレス(URL)を編集できないように文字が灰色になった。
一応、これで問題は解決したんだけど実際この処置は、応急処置に過ぎず、完全に復旧させるにはデータベースをイジる必要があるようだ。
少し考えたが経験値が上がりそうなので、チャレンジしてみる事にした。
今回、WPのデータベースをイジるにはかなり慎重になって挑んだ。
まずはPhpmyadminにログインして、wp_options を選択 ↓
そして option_name と option_valueの左側にチェックを入れ、下にある丸のトコをクリックするとoption_nameとoption_valueの詳細が表示されます。↓
このような画面が表示されたはずです。↓
option_nameに表示された中から siteurl を探して下さい。
見つけるとその右側 option_value に今回の原因である
https://※※※※※※.net/wp が表示されています。
ディレクトリの「wp」を消して https://※※※※※※.net/ に修正します。
編集後は右下の実行をクリックで完了。無事にデータベースの書き換えが成功!
お疲れ様でした。
去年のブルートフォースアタックでワードプレスが攻撃受けてその復旧経験がなけれれば、きっと今回もここまで辿りつける事は無かったと今更ながら思う。
いや~また経験値アップしたわ~(^o^)丿
ふぅ~記事も長くなったが、また見返す事もあるやろ
ほな、今日はこの辺で
PS.
そうそうデータベースを書き換えた後は、応急処置でwp-config.phpに書き込んだ記述を消去して、再度アップロードするとワードプレスの管理画面からWordPressアドレス(URL)の書き換えが今後も可能になります。
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